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駿河屋の福袋

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2015年05月02日

トレカ屋開業 その16

  4 什器を搬入

 什器を注文した。ネットで閉店セールをしている什器ショップを発見。中古だったが格安できれいだったので購入。
 新品で買うと、この値段の五倍以上はした。
 しばらくして什器が届く。一つ一つのパーツが重い。全て鉄製だった。
 店の中に入れるとそれっぽく見えた。また、狭くも感じた。
 什器を店舗の中に入れることにより、ようやく店舗らしくなった。この什器に商品を置けばもう店である。
 
 次におもちゃを購入。ネットでおもちゃ問屋を探した。
 全て俺の一存で仕入れる商品が決められるのだ。この自由度がたまらなく好きだった。
 利益率はそれほど高くなさそうだ。二割か三割といったところ。
 つまり、百円のものを売ったら二十円、三十円の利益だ。
 店の広さは限られている。在庫がほとんど置けない状況。
 なので、よく考えて仕入れる必要があった。
 資金もなかったので、安さ第一だった。
 一つが二十円程度で仕入れられる商品など、とにかく単価が低い商品を選んだ。
 それ以外にも利益率優先で、しょうもなさそうな商品も仕入れた。
 それは利益率が六十パーセント以上あるもの。
 売れたらラッキー! という感じの商品だ。
 たいていは時代遅れのキャラクターものだったりする。
 が、それが意外にも飛ぶように売れたりすることもある。
 思ってもみなかったものが売れたり、売れると思ったのが全く売れなかったり、商売とは楽しいものだ。
タグ:自作ラノベ
posted by サイコー君 at 03:03 | Comment(0) | トレカ屋開業(自作ラノベです) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トレカ屋開業 その15

 
 ……あるとき、作業中に隣のクリーニング店の子どもが入ってきた。
 まあ、隣の店同士の付き合いだ。少しは遊んでやるか。
 俺はしばらくこの少年と遊ぶことにした。年齢は小学二年生といったところだ。
 三十分ほどたって、俺は作業に戻ることにした。
 少年も暇つぶしにここに残ることにした。
「兄ちゃん、何やっているの?」
「ん? この店、壁に穴が多いからボンドでその隙間、埋めているんだよ。壁紙を貼ったとき、そこから破れる可能性があるからな。まあ、自己流で俺が勝手に思ってやっているだけなんだけど……お前もやる?」
「うん、やるー」
「はい、じゃあこれがボンドね。ボンドを出したあとはティッシュでボンドを伸ばし、平にしてくれよな」
「うん、わかったー!」
「……さて、オレは違う壁を拭いておこうかな。前は飲食店だったみたいだ。油か食べているときについた汚れがそのまま壁についてら。壁紙を貼るとき弾くかもしれねえからな」
(あの子はどうだ、上手くやっているのか? 意外にも大人しい。黙々と作業をこなしているのか。まだ小さいのに大した奴だ。どれ、あとでアイスクリームでもおごってやるか)
 俺は子どもの様子をちらりと見た。
「何だ、寝ているのか……」
 子どもは温かい床材の上でスヤスヤ寝ている。
 というか、全然作業してないじゃん。
 途中、少年がうっとうしくなったので外に出した。
 
 ……それにしても暑い。
 シャッターは閉めている。俺はパンツ一枚になって作業を進めた。
 壁紙が終わったら、床材だ。
 床材はもう下に両面テープのようなものが貼っている。これは簡単。ただ貼りつければいい。
 ただ、まっすぐ貼るのは難しかった。途中、斜めになっていることに気づくがもう遅い。
 何回も付け貼りしたら粘着力も弱まってしまう。
 多少強引に進めることにした。
 床材の色は緑と灰。それを交互に貼っていく。なかなかきれいに見える。
 予想に反して床材が足りなくなったので、追加で購入する。これがまた高い。
タグ:自作ラノベ
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2015年04月29日

トレカ屋開業 その14

 俺が内装の技術を持っていたか? 持っているはずがなかった。
 大学は商学科で建築でも土木でもデザイン科でも何でもない。
 インターネットでどんな感じに貼っていくのかを細かくチェックした。
 特に壁紙を貼るのは難しかった。
 壁紙は貼り直しができない。しかも壁紙の幅が広い。
 普通これは一人でやるものではないだろうか……。
 しかしそんなことを考えても一歩も進まない。もう家賃を払っているのだ。後戻りはできない。
 初めてで一人で、ぶっつけ本番は相当なプッシャーだった。
 何かと貼った位置がいがんだり、中に空気が入ったりするものの、二日ほどかけて壁紙を貼ることに成功する。
 店の改装の途中で友人が来てくれた。
 地方で働いていた人物だったが、たまたま地元に戻ってきたらしい。ついでに少し手伝ってくれるとのこと。これは嬉しい。
 しかし言ってはなんだが、俺のほうがかなり上手かったわけである。彼も内装の経験はなかったので、数をこなした俺のほうが慣れているという意味では当然だ。
 とはいえ、彼の登場により何より励みになった。
 彼は、俺が店をオープンすることに応援してくれた数少ない人間だった。
 彼は売れないだろうとは言ってはいたが、それでもいい理解者だった。
 彼は一時間ほど作業を手伝ってくれたあと、帰っていった。

タグ:自作ラノベ
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トレカ屋開業 その13

  3 リフォームを開始

 ――まずは壁紙と床材を通販で買った。
 が、間違って配送先を実家のほうにしてしまった。
 これは大変である。持ち運ぶのにだいぶ苦労する。
 ホームセンターで台車を買って往復する。かなりの手間だ。
 台車はあってもよかったと思っていたので三千円ほどの出費は惜しくない。
 値段を優先して一番安い台車を買ったが、移動している間はガラガラと音を立ててうるさい。もう少し静かに動いてはくれないのか。
 こういう台車の良し悪しは値段によって決まる。いいものは何でもお金が必要だ。
 学生の頃はお金がそれほど必要ないと思っていた。
 しかし、現実は全然違う。
 物事、金によって決められていることがあまりにも多すぎる。
 後半、父が車を出してくれた。これによりだいぶ搬送が楽になる。
 ……台車を購入する必要もなかったかもしれない。
 車ってこんなに便利なんだ。今さらだが、車の利用価値を再確認する。初めから頼めばよかったと後悔する。
 親は俺が店をやることにどちらかと言えば反対だったので、こっちから何か頼むことはしづらかった。
タグ:自作ラノベ
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2015年04月26日

トレカ屋開業 その12

 そこは定食屋とクリーニング屋に挟まれた小さな物件。
 目を凝らしておかないと気づくのは困難とも思えるほど小さい店舗。
 これは個人で店舗を貸しているのだなと思った。
 家賃は詳細にて、と書かれていたのでとりあえず電話をした。
 ……出たのは定食屋の主人だった。
 そう、シャッターの隣の店だった。
 俺は値段について聞いてみた。
 すると、月額五万五千円に保証金が十万円とのこと。
 ……で、一年後から月額六万円になるらしい。
 値段だけで考えるとかなり破格の値段だ。
 続いて俺は店の中を見せてもらった。
 
 ……奥行きが長い。天井はかなり低い。
 俺はこの天井が低いというのが一番に感じた印象だった。
 ……まあ、お客さんが子どもならいいか。
 しかし、背の高い大人だとかなり圧迫感を感じるだろう。
 百七十四センチメートルの俺でも入口は屈まなくてはならない。
 トイレはあるが和式だ。
 床はコンクリート。下に何かひかなくてはならない。
 壁は汚れていたり、コンクリートが黒ずんでいたりする。
 やはりすぐに運営ができるような店舗は、こんな低価格では提供されないものなのだろうか。現実の相場を知ったような気がする。
 
 計十坪だそうだ。
 ……一人で経営するならちょうどいい感じの大きさだ。
 何件かの物件を見てきたが、ここが一番マシだ。個人で貸している分、少し相場が安いのかもしれない。
 
 まあ、そろそろ決め時か。
 俺は一目見てここが気に入った。ここにしよう。
 後日、親を保証人として連れて行くことにした。
 さて、ここからが忙しい。
 基本は毎月いくら払うというものだったが、半端な日数は日割りで支払うことになった。
 だいたい一日二千円家賃がかかる計算だ。
 これはのんびり構えていただけでも、お金を消費することになってしまう。おまけに光熱費と水道代もかかるぞ。
 迅速に行動し、資金を減らせない必要があった。
 俺は古物商の手続きを終え、免許が下りるまでひたすら待つことにした。これがないと、中古品は売買できないからである。

posted by サイコー君 at 23:12 | Comment(0) | トレカ屋開業(自作ラノベです) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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