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2015年05月22日

トレカ屋開業 その21


  5 商品の仕入れ

 ゲームソフトを仕入れる。金がないので旧作ばかりだ。
 当時、ディーエムという本体、ソフトがはやり始めた時期。
 本体はありませんかと何回も聞かれることがあった。
 人はないと異常にそれを欲しがるものだ。もちろん、ウチの店になんかない。
 さて、ゲームの仕入れに関して、俺は独自の正規ルートなど持たない。というわけで、全て自力で調達する必要があった。
 
 簡単に分けると二つだ。
 一つはネットオークション。少し古いソフトならまとめて購入することができる。
 まとめて五十本、百本といった具合だ。一つ一つ店で買うよりは安上がりだ。
 このときは質ではなくて、まず量を第一にした。
 調子に乗ってどんどん買ってしまうので、いざ落札代金を振り込むときはああ、しまったと後悔することも。次第に金が足りなくなることに気づく。仕入れる商品は次第に安いものになった。まあ、仕方あるまい。
 ソフトは古いものしか仕入れられない。
 十五年以上たったものなど、一本百円で仕入れられたりする。今時こんな古いゲームを取り扱う店もないだろう。
 それを狙ったわけではなかったが、結果的にレトロなゲーム屋のイメージになった。
 品数が増えたことで一応はゲームショップっぽくなった。
 おもちゃよりはるかに利益率が高いので、ここは力を入れておかなければならない。
タグ:自作ラノベ
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2015年05月13日

トレカ屋開業 その20

 実はこの店舗、部屋はもう一つあり、それを家の主が二つに分けて二つの家賃収入を得ているのだろうか。何とも変わった話しである。
 この謎の扉の話はもういい。
 ただ、毎回新規のお客さんにこの部屋は何? と聞かれるので毎回答えるのがやや面倒だ。
 実は知らないんですよ……としか答えようがない。
 元々この店は料理用の店として使われていた。それゆえにところどころにガス管が見える。おもちゃ屋にしては似合わない。
 俺はカモフラージュするため、それらを植物に見立てた。
 漫画家を目指していただけあって、工作することは得意だ。クリエイターとしてのセンスが光るところ。
 百円ショップで購入した造花を駆使して使い、きれいにかわいらしく演出する。
 金属の部位が見えないようにすれば部屋の中はメルヘンチックで、おもちゃ屋ならではの感じのいい雰囲気なった。
 定食屋の人、クリーニング屋の人も褒めてくれる。自分でもこの部屋の変化に驚いた。
 この時期は楽しかった。店の開店準備はたいてい楽しいものである。
タグ:自作ラノベ
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トレカ屋開業 その19

 もっともおいしいパターンが準新作コミックスの買い取りだ。
 やや人気があった漫画がいい。全巻セットなら、尚良い。
 こういうのが十円、二十円で買い取って二百円前後で売ることができるのだ。
 となれば、買い取った値段から販売する値段は十倍にも膨れ上がる。そういうのが古本屋の強い収益の源になる。
 この街には古本屋はない。上手くやれば独占状態だった。

 ……この店舗には部屋の奥のほうに、どこかにつながる謎の部屋がある。
 たまに隣人の声が聞こえる。よくわからない環境だ。
 ドアがあって向こうから鍵をかけているらしい。
 かなり強く押すとわずかだが、奥の様子がわかる。といっても真っ暗でどこに何が置いているかはわからないのだが。
 たまに一人でいるときでも物音が聞こえるときはいつもここからだ。
 一体誰がどんな理由で、こんな店の奥に家を持つ必要があったのだろう。
タグ:自作ラノベ
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2015年05月08日

トレカ屋開業 その18

 世の中には全国チェーンの大型リサイクル本屋がある。
 ……あれもまあ、別にいいのだが個人で経営する店にはそれなりに特徴があった。
 その特徴の違いが楽しく、俺は子どもの頃によく古本屋をはしごしたものだ。まさか自分が同じことをやるとは、当時の俺は思ってもみなかった。
 さて、商品の本なのだが、どうやって手に入れるか。
 今は便利な世の中になっている。ネットオークションで購入が可能だった。
 かなり特殊な例。個人ではおそらくこんなとこはしない。……開業専用の商品があった。
 ゆえにその価格は高く、冊数は非常に多い。ダンボールは箱で三十は来ただろう。
 商品の中身は具体的には知られていない。
 男性コミック何冊、少女コミック何冊。大コミックと呼ばれる定価が五百円以上するちょっと大きめのコミック、それぞれが何百冊という感じである。
 
 ダンボールを開けるたびにドキドキ感があった。
「これかよぉ〜」みたいなガッカリ感や、「お、こんなのあるんだ」という喜び。
 だが、たいていは前者だ。
 もっとランクの高いコースにしていれば、もっと最新のコミックスや人気のあるコミックスが含まれていたのだろうが、ほとんど古くて人気のないものばかりだ。
 しかも状態もかなり悪い。最悪なのは漫画喫茶から払い下げのものもあった。
 こんなの販売することはできるのだろうか。日焼けしている状態が基本だった。
 ……さすがに安いコースだ。これらを先ほど述べた全国チェーンの大型リサイクル本屋に買い取り査定すると、ほとんど値がつかないものばっかりだろう。
 つまり、買い取る店側として破棄したいもの。
 おそらくこういうルートから仕入れているのではないだろうか。
 ……まあ、仕方ない。本格的には買い取りで品数を増やそう。
 やはりお客さんから買い取りしたほうが仕入れる値段は安い。
タグ:自作ラノベ
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トレカ屋開業 その17

 ……商品が店にポツポツ届く。
 什器に商品を並べるといっそう店っぽくなった。
 家賃的に考えると、一日に二千円以上儲けないと赤字だった。
 つまり一日に百円の商品が百個ほど売れる必要があった。
 おもちゃだけでは当然、これを達成することはできまい。
 おもちゃはあくまで商品の一つだ。
 この他に稼げる商品を置くことが必要だった。それが漫画だったり、ゲームソフトだったりする。
 百円ショップが近くにないことが本当によかった。

 俺は本棚を購入した。中古本を置きたかったからだ。
 大手通販カタログで三つほど購入。
 奥行きが漫画一冊の幅とほぼ同じだったので、かなりの省スペースで保管が可能。
 色は暗い感じの色。思っていたのと少し違って、やや納得できないが、まあいい。
 部屋は少し傾いているようだ。そのまま本棚に本を入れたら本棚が前に傾いて、かなり不格好だ。危なくもあった。
 俺は本棚の下に厚紙を何枚か重ねて入れ、やや後ろにもたれるよう調節した。
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