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2014年02月11日

福袋に取り憑かれた女(20)

第三章 アフィリエイトに挑戦する

  1 駿河屋のアフィリエイト

 ある日、学校でみほがこんなことを言い出した。
「修一、アフィリエイトって知ってる?」
「アフィ……あぁ、聞いたことがあるな。確か、ホームページとかブログでどっかの商品を紹介するんだろ。で、誰かがそこを経由してアクションを起こすと、報酬がもらえるってあれな」
「知ってるんだ、やるじゃん!」
「だてに暇人はやってない。んで、もしかしてアフィリエイトやりたいっての?」
「うん、やりたい!」
「……それって駿河屋の?」
「そうよ。だってわたしたちだいぶ駿河屋のこと知ってきたじゃない。駿河屋がいいお店だって、もっといろんな人に知ってもらいたいわ」
「でも、そうすると雑貨の福袋とか買えなくなるかもしれないぞ。価格も上がるかもしれない。それだけ人気だったら九百八十円でもいいかぁ、なんて思うんじゃないか」
「でも、それでもわたしが駿河屋から受けた影響は大きい。わたし、駿河屋に恩返ししたいのよ」
「マジか……なんだか悔しいかも」
「えっ?」
「いや、別に。なんでもない」
 アホか、俺は。店に嫉妬してどうする。人じゃねぇ、店にだ。
 ……あ、嫉妬? 嫉妬ってなに言ってんだ、俺。
「――どうしたの?」
「え、あぁ。マジでなんともねぇって。それよりアフィリエイトのやり方って知ってるのか?」
「それが……よくわかんないんだよね」
「俺も調べといてやるよ。今日は……水曜日か。だったら土曜日、お前んち行ってもいい? それまでに調べておくから、アフィリエイトのこと」
「うん、お願いする!」
 話題は駿河屋ばっかりだな。……あぁ、俺もはまっちまったよ。駿河屋の魅力にな。

 ――土曜日。
 ピンポーン……。
「よう」
「おう」
 短な言葉でご挨拶。そして家の中、部屋の中へ。
「調べてきたぞ、アフィリエイトのこと」
「わたしも調べたよ。とりあえずウチのお父さんの名前で登録した。一応お父さんの言葉も参考にしてるから、これでいいんだよね」
「いいんじゃねーか。すべての判断は運営側が決めることだが……それでも心配だったらオヤジさんに記事書いてもらえ。一部だけでも」
「うん。……じゃあさっそくなんだけど、どうしよっか?」
「登録はしてあるんだろ。だったらちょっと貸して……あ、またパソコン借りるぞ」
 パソコンを起動。駿河屋のアフィリエイト画面に行く。
「メアドとパスか。これはみほが入力してくれ」
「はいな、まあその辺は最低限のマナーとして……どうぞ!」
「ん、ありがとう。で、ブログだな。お気に入りに入れてる? どこ?」
「シーサーブログにしてるよ」
「シーサーか。いいね、あそこはアフィリエイトするには最適だよな。……おっと発見。じゃ、クリックと……おぉ、もうログイン状態か。クッキーが効いているな」
「クッキー?」
「あぁ、記憶してるんだ、ログイン情報が。最後にログインしたときに情報を保存するかって表示があっただろ。するってしたとき、こうなるんだよなー」
 作っているブログは一つか。シーサーは五つまで作れるからな。まったく、便利なブログサービスだぜ。中には極悪なブログサービスもあるからな。広告がクソほど多いところや、ちょっとしたことですぐに一方的にブログを削除するところもあるらしい。
「なにを紹介する? ……特にこれといってなかったら駿河屋のショップ自体を紹介するか。だったら簡単だ」
「うん、それでいい。駿河屋最高だって」
「わかった。じゃあ目立つように記事の上に自由形式で固定しておこう。そうするにはデザインをいじってだな……」
 予習がとても役立った。設定が終わり、更新ボタンを押してみる。
「――これでたぶん、アフィリエイトリンクが貼れたはずだ。見てみるか」
 ブログの確認。そして思っていた通りにアフィリエイトリンクは貼れていた。
「わぁ、すごい……。ここを経由して誰かがなにかを買ったり売ったりすれば報酬がもらえるのね」
「あぁ。でもなかなか厳しいらしいぜ。アフィリエイトリンクってあんまりいい印象持ってないからさ。クリックしてくれるかが第一の課題だ」
「アフィリエイトが悪い印象? なんで?」
「過去……いや、今でもいるんだ。そういうタチの悪いアフィリエイターがさ。とにかくリンクを踏ませようとして、うざいってぐらいアフィリエイトリンク貼るやつ。偶然、そこを訪れた人はどう思う? なんか嫌な気持ちにならない? 買え買えって言われてるみたいでさ」
「あ! そういうブログ知ってる! そっか、あれってアフィリエイトだったんだ」
「そういう一部のアフィリエイターがいるから、アフィリエイトリンクに敏感になってんだ、皆が」
「そっか……なんか悪いことしてるみたいだね」
「でも、みほの場合はそうじゃないだろ。本当に駿河屋のことが好きで店を紹介してるんだ。今までの記事を読んだらそれがわかるよ。だからさ、アフィリエイトリンクは最小限にしたほうがいい。一応、バナーよりテキストリンクのほうがクリックされやすいし、うざがられないからそうしておいた」
「やるじゃん、修一!」
「へへっ。ちなみにお前のサイトってアクセスどんなもんだ。そういうの確認してる?」
「えぇと……十ぐらい」
「十? 十人相手にアフィリエイトかぁ……」
「たくさん記事を書いていけばもっとアクセスも集まるって。……それに最近ちょっとサボリ気味だし」
「サボりって……話題には事欠かせないだろ。駿河屋ネタは得意中の得意じゃん」
「うん、でも最近はヤフオクのほうばかりに力を入れてて」
「手続きとかするの俺だろ。みほは見てるだけじゃないか。もしかしてあんまりアフィリエイトする気ない?」
「そんなことない! 売って売って売りまくってやるわ!」
「じゃあ、記事数をもっと増やせよ。今のところ、十記事? 百ぐらいまで増やせない?」
「百ぅ? あんた、それわたしにコピペでもしろっての?」
「いいじゃん、コピペ。それでやろうぜ」
「ごめん、勢いで言ったけどコピペってなにをコピペするの? 2ちゃん?」
「2ちゃんか。あれはあれでけっこう面白いけど、それは2ちゃんだから面白いんだと思う。よくあるまとめブログなんかはやり方さえ学んだらできると思うよ。でもそれじゃあ決定打にはならない。せっかく本気で駿河屋のアフィリエイトをするんだ。お前にしかない、このブログにしか出せないものを表現したい。記事を増やす、コピペ……そう、評判だ! 駿河屋の評判をコピペしたらいい!」
「評判って、遅延だとかあの店は最低だとかそういうの?」
「そう。駿河屋の評判を見ると、きれいに二つに分かれるんだ。いい店だった。悪い店だった。いい評価なのは品揃えが豊富で値段が安いところだよな。悪いところは多くが遅延。また、遅延でクレームの連絡を入れてもスタッフはすぐに対応してくれない。だってそれが駿河屋なんだから」
「そ、それって悪口?」
「悪口じゃない。駿河屋の特性を知っていると、遅延で怒ることはなくなるんだ。世の中すべての人が」
「確かに……わたしたちも駿河屋の遅延に、今では慣れているけど最初のほうはそうじゃなかった。そうか! だったら遅延は当たり前。そのつもりで駿河屋を利用すべし! そう紹介したらいいのね!」
「あぁ、でもいいところばっかり書いても駿河屋信者とか言われるだけだから、悪く評価された内容についても書こう。俺たちもPS2本体が壊れていたこともあったし」
「あのとき、ちゃんと言い出していれば駿河屋は保証してくれた」
「あぁ、そうだよ。いろいろ問題はあるけど、駿河屋は最後まで客の面倒を見てくれる。だろ?」
「うん、なんか書けそうな気がしてきた」
「ますは口コミだ。駿河屋の口コミが書かれているサイト……たぶん三つや四つはある。駿河屋は買取もしているからな。買取サイトにもいろいろ書かれているはず。まずそれは全部コピペだ!」
「それじゃあとても百記事なんかじゃ収まらない」
「いいんだよ、それで。コンテンツが充実する。カテゴリの設定を忘れるな。『駿河屋の評判』なんてどうだ?」
「ねぇ、でもコピペなんかするとブログ削除されない? もしくはグーグルがサイト自体を表示させない……つまりペナルティを課すなんてことは?」
「シーサーはブログでアフィリエイトOKだと謳っている。どこぞのせこいブログサービスなんかじゃない。シーサーを信じよう。グーグルだって昔は厳しかったみたいだが、過去に多くのブログを圏外に飛ばした。無法者のアフィリエイターたちを排除するためといっていい。そのとき、多くのアフィリエイターが引退したという。アフィリエイターは禁断の技を使ったんだ。それはアフィリエイトツール」
「知ってる! よく宣伝しているよね。空いた時間で月十万を超すとか」
「そう、もっとひどい場合なんかは一月で百万円稼げるなんてことも書いてる。なんの根拠もないのにね。でも、未だそれを信じてしまう人たちがいるんだ。だからアフィリエイトツールはなくならない。使ってもすぐに圏外に飛ばされるか、ブログを削除されるだけなのに」
「アフィリエイトツールを売っている人たちってもちろん使うリスクは……」
「あぁ、知っている。知ってて売っているんだ。……ひどいよ。まるで詐欺だ」
「そういうのもアフィリエイターが嫌われる理由?」
「あぁ、金を稼ぐためなら手段を選ばないってやつだな。……思いきり脱線してしまった。さあ、コンテンツの充実化に図ろう」
「うん!」

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posted by サイコー君 at 05:13 | Comment(0) | 福袋に取り憑かれた女(自作ラノベです) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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